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【ネタバレあり】ジュラシックパーク・ワールドのシリーズ順番と簡単なあらすじ

恐竜映画って意外と少ないんですよね。

ゴジラとか、ディズニーのダイナソーとかありますけど、中でもリアリティにこだわった恐竜映画といえば「ジュラシックパーク」です。

ジュラシックパークは、もともと1が大ヒットしましたが、3でコケてしまって4が制作中止。

それから14年後、ジュラシックパーク20周年で「ジュラシックパーク3D」を上映したところ大ヒットしして、新作のジュラシックワールドが企画されて上映に繋がりました。

特に、ジュラシック・パーク1とジュラシック・ワールド1は面白い作品なのでおすすめです。

目次

ジュラシックパークとジュラシックワールドの順番

1993.6.11 ジュラシックパーク(監督:スピルバーグ)

ジュラシックパーク1で大ヒット映画。興行収入は初回上映で310万ドル。タイタニックに抜かれるまで世界歴代興行収入1位に。マックの恐竜ハッピーセット、意味深な予告などマーケティングにも力を入れるなどかなり大掛かりでした。原作はマイケル・クライトンの小説。

1997.5.23 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(監督:スピルバーグ)

ジュラシックパーク2に当たる作品。アメリカのUSJにもジュラシックパークのアトラクションが登場。ハリーポッターに破られるまで興行収入はトップ。こちらも原作はマイケル・クライトンの小説。

2001.6.18 ジュラシックパーク3(監督:ジョー・ジョンストン)

さすがに3作目になると微妙ネタ切れなのか撮影先行で、脚本はなかなか完成せず。宣伝も微妙でジュラシックパークシリーズで一番ヒットしなかった作品に。3作目はマイケル・クライトンの小説ではなく、なぜか独自ストーリーを書くことに。気が乗らなかったんでしょうね。

2015.6.12 ジュラシック・ワールド(監督:コリン・トレヴォロウ)

ジュラシックパーク4に当たる作品。前作からだいぶ時間がたってますね。ジュラシック・パーク4は、恐竜が戦場に送られるという話だったようですが3がコケたせいでお蔵入りになってます。2013年に公開20周年で3D版を上映したところヒットしてジュラシック・ワールドが作られることに。わずか1年で予告編公開にこぎつけて公開へ。

2018.6.22 ジュラシック・ワールド/炎の王国(監督:J・A・バヨナ)

位置づけ的にはジュラシックパーク5。前作のジュラシック・ワールドから3年で公開。ラプトルのブルーも登場。サスペンス・ホラー的な要素も加わってちょっと違うジュラシック・ワールドという感じに。

2021.6.11 ジュラシック・ワールド3(仮)

脚本はトレヴォロウとエミリーカーマイケルが共同執筆。たぶん、前作の流れからして市街地に脱走した恐竜が暴れる流れかなと思いますw 予想ですが、オーウェンやクリスも続投でしょう。

ジュラシックパーク1


生物学者のアラン・グラント博士とエリーサトラー博士は、ハモンドに招かれて恐竜のいる島「ジュラシックパーク」に視察へ。そんな時、恐竜を防ぐフェンスが壊れて恐竜たちが暴れ施設は破壊されてしまう。安全装置と通信機器を直しにむかう主人公達だが、恐竜に追い詰められてしまい・・・・

登場人物:恐竜というテーマだけにやたら博士が多い

主人公;アラン・グラント博士
ヒロイン:エリー・サトラー博士
金持ち:ジョン・ハモンド(インジェン社の会長で大富豪)
善の科学者:イアン・マルコフ博士
悪者:デニス・ネドリー(恐竜の胚を盗んで売ろうとする)
悪の科学者:ヘンリーウー博士

特殊効果だけじゃなく、科学的な裏付けを重視して作らた映画です。当時流行りだったバイオテクノロジー(遺伝子操作)も取り入れてDNAを複製して恐竜を蘇らせるというリアルな内容。

出てくる恐竜も、ティラノサウルス・レックス、ブラキオサウルス、トリケラトプス、ディロフォサウルス、ヴェロキラプトルと有名な恐竜を集めています。恐竜は繁殖しないようにすべてメスのみっていうのも面白い設定ですね。

今では普通ですけど、1993年当時はまだ3D技術もしょぼかったので、ロボットを使わずに良く作ったと思います。恐竜が出てくる半分以上は、コンピューターのCGで全部の恐竜のモデリングが完成したのが全米公開の2週間前だったそうです。


ジュラシックパークでスピルバーグに恐竜の模型作りで協力した日本人が「丸山徹さん(79)」。今は、ジョージ・ルーカスやスピルバーグの誘いを断って帰国し、大阪で模型作りをしています。バック・トゥー・ザ・フューチャーのポスタータイトルのロゴデザインも丸山さんがスピルバーグに頼まれて作ったとか。
【銀幕裏の声】「ジュラシック・ワールド」のDNA スピルバーグやルーカスも絶賛!! ハリウッドに足跡刻んだ大阪の元祖クリエイター

ロストワールド・ジュラシックパーク2


ハモンドの会社が倒産寸前になり、新会長のルドローは恐竜を生け捕って見世物にする計画を発表。主人公は、ルドローに協力を依頼され一度は断ったが恋人のサラが島へいったという知らせを聞き追いかけることに・・・

主人公;イアン・マルコム博士(前作の主要メンバー)
ヒロイン:サラ・ハーディング(主人公の恋人)
金持ち:ジョン・ハモンド(インジェン社は倒産寸前に)
悪者:ルドロー(恐竜を生け捕って見世物に)
悪の科学者:ヘンリーウー博士

脚本に斬新さがなく「あれどうした?」というファンの声が聞こえる2作目に。

スピルバーグも7人目の子供が生まれたタイミングで忙しかったのか、前作と同じ登場人物が恐竜に追いかけ回される絶叫映画に成り下がってしまいました。

ティラノサウルスがサンディエゴの街で暴れまわるのは迫力あって、前作が楽しかったからノリで2作目も作りました!という感じの作品ですね。

ただ、興行的には成功していて、映画評論家からも「怖がってみせるだけで稼げることを証明した」という声も・・・。


スピルバーグが監督をしているのは、ジュラシックパーク1と2だけですが、その後はプロデューサーとして関わっています。ジュラシック・パーク1~3の原作はマイケル・クライトンという人で『ER緊急救命室』の制作総指揮とパイロット版を手がけた人です。

もともとERは、スピルバーグ監督の映画予定だったのですが、クライトンの書いた「恐竜とDNA」の新作が面白かったので、そちらを元にジュラシックパークを作ることになり、ERはテレビドラマになったという経緯があります。

ジュラシックパーク3


行方不明になった息子を探すためカービー夫妻とグラント博士がイスラ・ソルナ島という恐竜が住む島へいく話。ティラノサウルスよりも凶暴なスピノサウルスがでてきて死闘を繰り広げます。


主人公;アラン・グラント
ヒロイン:エリー・サトラー
モブキャラ:ポール・カービー
モブキャラ:アマンダ・カービー

興行的にも内容的にも失敗した3作目です。内容的にも特にこれといったところはなく、登場人物の相関関係も薄く、前作とつながりはありません。

アラン・グラントのサブストーリー的な感じなので、正直、見なくてもいいかなと思います。

ジュラシック・ワールド1


ジュラシックパークから22年後の話。パークをサイモンが買収してジュラシック・ワールドをオープン。ジャイロスフィアで恐竜見学ができるアトラクションを作って大成功に。アトラクションの目玉に高い知能を持った凶暴な恐竜「インドミナス・レックス」を開発するが脱走してしまいパークは大惨事に・・・。

主人公;オーウェン・グレイディ
ヒロイン:クレア・ディアリング
金持ち:サイモン・マスラニ(父がハモンドの親友。倒産寸前のインジェン社を買収して復活へ)
子役:グレイミッチェル、ザックミッチェル
善の科学者:イアン・マルコフ博士
悪の科学者:ヘンリーウー博士(懲りない科学者)

リブートしたジュラシックパークシリーズで、登場人物もリニューアル。ジュラシックパーク1を意識している作りです。

テーマパークジュラシック・ワールドを舞台にした話で、最新のクローンと遺伝子組み換え技術をテーマに新種の恐竜を作ります。

映像技術の進歩で恐竜の質感や凶暴性がリアル。

海から出てくる超巨大な海洋恐竜モササウルスも迫力満点。

脚本は目新しくないけど、弱肉強食の世界の魅せ方が上手ですね。

音楽もジョン・ウィリアムズを引き継いだマイケルジアッキーノが担当。全く違和感もありません。

ただ声優になぜ「木村佳乃」を起用してしまったのか・・・。慣れてくれば大丈夫なんですけど、棒読みが違和感あります。

テレビ版だと新吹き替えとして仲間由紀恵になってるので不評だったんでしょうかね。玉木宏は合格点レベルかなと。

ロケ地は、ニューオリンズの閉園した遊園地シックスフラッグスで撮影したそうです。

ジュラシック・ワールド2 炎の王国


ジュラシックワールドで大惨事になり閉園したパーク。前作で責任者だったクレアは考え方を変えて恐竜の保護グループに。そのころ恐竜の住む島が火山の噴火でピンチになり恐竜たちの保護へ。しかし主人公たちは、悪役の罠にハマる。なんなく島から無事に脱出するものの捕まってしまう。その頃、恐竜たちがオークションにかけられることを知り・・・


主人公;オーウェン・グレイディ
ヒロイン:クレア・ディアリング
金持ち:ベンジャミン・ロックウッド(ハモンドのビジネスパートナーだったおじいさん)
子役:メイシー・ロックウッド(ロックウッドの孫娘で秘密あり)
善の科学者:イアン・マルコフ博士
悪者:イーライ・ミルズ(恐竜を密売して、さらに兵器としても開発)
悪の科学者:ヘンリーウー博士(懲りない科学者)

主人公とヒロインが同じで、前作の続きにあたります。監督がサスペンス・ホラーで評価されていただけあって、作風はサスペンス・ホラー風になりました。

スピルバーグのレトロ感も残しつつ、恐竜の怖さをだすようになってますね。

前作のヴェロキラプトルのブルーも登場して、3部作へ続く中間作品として、複雑さをなくしてシンプルにまとめたと思います。

頭にドームの突起物が付いた恐竜「スティギモロク」が酔いどれオヤジ的ないい味だしてました。

ほかサイトの口コミを見ると、興行的にも前作を上回っていて、子供から大人まで楽しめる映画という評価でした。

「オープニングから迫力が凄まじく、常にハラハラドキドキさせられた!」
「予告で見せていた部分はあくまで序章…!後半からの、いつ恐竜が襲ってくるのかというドキドキ感がたまらない!」
「大傑作」と本作を絶賛する声や、「ブルーとオーウェンの信頼と絆に号泣」
「恐竜も人間のキャラクターも魅力的、だから今回は涙を流さすにはいられない…」
「まさかジュラシックで泣かされるとは思わなかった」
『ジュラシック・ワールド』最新作が20億円突破! 前作記録を大幅更新 | cinemacafe.net

そこまで泣ける場面はなかったと思うのですが、個人的にはハラハラドキドキ系の映画だと思います。

吹き替え声優は、前作と同じ木村佳乃なのでそこは残念ですね。

ジュラシックパーク・ジュラシックワールドに出てきた恐竜

  • ヴェロキラプトル:ブルー、肉食で仲間意識があって忠誠心がある
  • スティギモロク:頭頂部を武器として突進する恐竜
  • インドラプトル:インドミナス・レックスとヴェロキラプトルのハイブリッド。凶暴でレーザー光線をあてた獲物に合図で襲いかかる
  • Tレックス(ティラノサウルス):1日に140キロの肉を食べたという頭のでかい恐竜。噛み砕く力がすごい
  • バリオニクス:鉤爪があってワニのような口をしている恐竜
  • シノケラトプス:中国山東省で発見されたトリケラトプスのような草食恐竜
  • カルノタウルス:白亜紀に南米にいた2足歩行する恐竜。
  • アンキロサウルス:連結したトゲのついた甲冑を背中にもち肉食恐竜から守る
  • ステゴサウルス:背中に骨の板がある。体は大きいが脳みそは犬と同じ程度
  • ガリミムス:足の早い恐竜でチーターと同じ速さで走れる
  • インドミナス・レックス:Tレックスに似ていて、葉が何度でも生え変わる。
  • アパトサウルス:巨大な草食恐竜。
  • トリケラトプス:頭部に1.5m程度の3本の角を持つ。
  • プテラノドン:才治あの翼竜。主食は魚で凶暴
  • モササウルス:海にいた超巨大な恐竜。

ジュラシックパーク豆知識

ジュラシックパークの曲

ジュラシックパーク1,2はジョン・ウィリアムズが作曲。ジョーズやスターウォーズでアカデミー賞を受賞しているので有名だと思います。

オーケストラなので特徴ありますよね。オリンピックにも曲を提供していました。

ジュラシックパーク3は、マトリックスの曲を作ったドン・デイヴィス。ジョン・ウィリアムズの代役ですね。

そしてジュラシックワールド1~3までがマイケル・ジアッチーノ担当。J・J・エイブラムスのお抱え作曲家です。スパイダーマンやドクター・ストレンジでも作曲していて、ピクサー映画でアカデミー賞を受賞しています。

ジュラシックパークのアトラクション

USJのアトラクションで、ジュラシックパークを探検できるアトラクション。

Tレックスから逃げるときにボートが真っ逆さまに落ちて水しぶきが飛び跳ねるので夏におすすめのアトラクションです。

割と乗りやすいアトラクションなので近くの方はぜひ!
ジュラシック・パーク・ザ・ライド™|アトラクション|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン™|USJ

レゴランドにも恐竜のアトラクションがありますね。
「ダイノ・エクスプローラー ~探検!恐竜王国!~」

ジュラシックパークのゲーム

レゴのジュラシック・ワールドは日本語版がでていて、PS4のジュラシック・ワールドエヴォリューションは映画公開と同時にでるはずだったのですが、何故か日本語版はでていません。

アマゾンですでに発売している海外輸入盤を購入すれば、日本語で遊べるので、先にこっちを買っても良いと思います。

どちらも評価が高めで面白そうです。

公式ページ;日本語あり
Jurassic World Evolution

Steam版はインターフェイス・音声ともに日本語に対応しています。

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