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映画「パヴァロッティ太陽のテノール」観てきた。歌で世界を照らしたキングオブハイCの評価と口コミ

「パヴァロッティ太陽のテノール」をTOHOシネマズ日本橋のDolby Atomosで観てきました。

最初、日比谷のTOHOシネマズ シャンテで鑑賞しようかと思ったのですが、どうせなら音が良い方で…と言うことで日本橋。

パヴァロッティと親交のあった人たちのインタビュー、パヴァロッティの舞台、プライベートビデオなどを織り交ぜたドキュメンタリー映画です。

空をつき抜けんばかりのクリアで明るい歌声
歌を愛し歌で世界を照らしたパヴァロッティ

本当に「太陽のテノール」この言葉がぴったりな人だなと思いました。

パヴァロッティの歌声大好き💖
三大テノール、生で聴きたかったなぁ


ルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti)
キング・オブ・ハイC(三点ハの王者)の異名を持つイタリアのテノール歌手。プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスと共に三大テノールとしても知られる。

最後のステージは2006年トリノオリンピック開会式でのプッチーニ『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)」。

のちにこのステージは一週間前に録音したものだとわかりましたが、日本人としてはメダルゼロのまま最終日を迎えそうだったトリノオリンピックで、荒川静香さんがフィギュアスケートフリー演技「誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)」で金メダルに輝いたことが印象に残っています。

パヴァロッティのNessun dormaで始まり荒川さんのNessun dormaで終わったオリンピックだったなと。

目次

映画のあらすじと感想・評価

才能ある父と背中を押した母親

本職はパン職人でありながらテノール歌手としての才能もあった父の影響で、ルチアーノ・パヴァロッティも歌を始める。教会で歌っていた父はオペラ歌手として生きていくのは難しいと言い、息子ルチアーノもそう思っていたが、母親の意見は異なった。「あなたの歌声は人と違う!」と。「それは自分がママの息子だから思うんでしょ?」と尋ねるルチアーノに「違うわよ!だってパパの歌からは何も感じないもの」と背中を推す母。

このくだりは笑いました。ママが諦めなくて良かった!

小学校教師だったルチアーノ・パヴァロッティは、声楽コンクールで優勝。オペラ初舞台はプッチ―ニの『ラ・ボエーム』ロドルフォ役。のちに同役でウィーン国立歌劇場、ロンドンのコヴェントガーデン、ミラノスカラ座でもデビュー。

キング・オブ・ハイC

パヴァロッティの名声を不動のものにしたきっかけが、NYメトロポリタン歌劇場でのドニゼッティ『連隊の娘』。このオペラの中にはトニオ役のテノール歌手が「友よ、なんて晴れ晴れしい日だ Ah! mes amis quel jour de fete 」で”ハイC”(3点C)を連続9回歌うアリアがあり、難曲中の難曲なのだが、パヴァロッティは苦も無く歌い観客が熱狂。

映画で説明があったのですが、もともと男性の自然な声はバリトンで、テノールは作らないと出せない声なんだそう。それをどう自然に歌うか…といった話がありました。

さらに歌う人が限られるハイCを不安なく出せるテノールということで、パヴァロッティの名前が一躍有名になった、というわけですね。

さらっと調べた限りですが、客前でハイCを出せるテナーは超一流でも数少ないようです。パヴァロッティの18番が、ハイCを引っ張るトゥーランドットやラ・ボエームと考えると、人々の熱狂もわかります。

三大テノール

私がパヴァロッティを知ったきっかけが三大テノールのコンサート。今回のドキュメンタリー映画をみると独りで名声を確立したあとの話だから、パヴァロッティのキャリアの後半にあたると改めて知りました。

三大テノールとは、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス3名のテノール歌手による活動のこと。指揮はズービン・メータ。

始まりは、1990年7月イタリアワールドカップ・サッカー前夜祭、ローマのカラカラ浴場での野外コンサート。

白血病を奇跡的に乗り越えたホセ・カレーラスの復活をパヴァロッティとドミンゴが祝福した事が前夜祭のきっかけ、とは聞いたことがあったのですが、

映画ではそれに加え、3人がセントラルパーク南の同じ建物に住んでいて(なんだそれ!!)、共通の友達を通して出演することになったという説明もありました。

3人が同じ建物に住んでいたという事に衝撃を受けたのですが・・・三大テノールにスポットを当てて映画化して欲しいw

映画では、もちろんプラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、そして指揮のズービン・メータのインタビューが入っています。

みんな年をとった…いつまでも元気でいて欲しいです。

映画では映っていないですが、日本でもブームになり、三大テノールは1996年国立競技場で初開催、1999年東京ドームコンサート、2002年日韓共催のワールド・カップでは横浜アリーナでコンサートを行っています。

三大テノールによる「川の流れのように」

LOVE

パヴァロッティには奥さんとの間に娘さん3人いましたが、振り返ってみれば善き夫、善き父親とはいえなかったようです。

たぶん自分のやりたい事や愛情を抑えることができなかったんでしょうね。

家庭がありながら別に育む愛。離婚、再婚。

カトリック色の強いイタリアでは離婚など簡単にできる雰囲気ではなく、パヴァロッティの行動は強く非難されたそうです。

2番目の奥さんはパヴァロッティ60歳のとき20代。そりゃあ非難されたでしょうねw

でもパヴァロッティって感情を抑えるのがなんだか似合わない。赤ちゃんみたいな人。

元の奥さんや娘さんたちも辛い思いをしたとのことですが、パヴァロッティとの思い出を愛おしそうに話す人々ばかりで、憎みたくても憎めない「人たらし」パヴァロッティの人物像が伝わってきます。

U2のボノとパヴァロッティ&フレンズ

パヴァロッティはロックミュージシャンたちに声をかけて「パヴァロッティ&フレンズ」の名前でコンサートを開催する。真っ先に声をかけたのが、お気に入りのU2。

U2のボノ曰く、パヴァロッティが何度も何度も電話をかけてきて「曲を書け」という。無理だと答えても「大丈夫。明日になれば空からふってくるよ(神様が与えてくれる、というセリフだったかも)」と押し切る。

ボノの家政婦がイタリア人でいつの間にか家政婦がパヴァロッティの参謀になってしまった。ある日電話がきて「コンサートに出てよ」というから「無理だ、今ダブリンだから」と答えると「自分も今ダブリンにいるよ」と言われ、押しかけられた。

ボノとのやり取りがすごく面白かった。パヴァロッティの人たらしの一面。

まるで疫病神のようだったという感じのトーンで話していたボノだけど、パヴァロッティの声が出なくなって周囲に批判された時に「あいつらに歌の何がわかる!」と一蹴する。

「歌手が有名な曲を歌う時、何を差し出すか。唯一差し出せるものは自分の人生なんだ。これまで生きてきた人生、犯した過ち、希望や欲望、すべてをひっくるめて、それを歌にぶち込む。あの声はそういう声なんだ」

ボノとパヴァロッティのほんとうの関係がわかる言葉です。

パヴァロッティ&フレンズで、ロックミュージシャンとコラボし始めたパヴァロッティに対し、オペラ業界からは猛烈な批判が起きます。

「オペラ業界を見捨てるのか」なんて批判もあり、昔の音楽ジャンルのバチバチ感がすごいなと思いつつ、パヴァロッティの試みや参加したミュージシャンたちの過去があり、今にいたるのだなと思いました。

パヴァロッティ&フレンズの映像には、U2はもちろん、ブライアン・メイ、スティング、スティービー・ワンダー、ボンジョヴィ、バネッサウィリアムスなど多くのミュージシャンが映っていました。

ダイアナ妃と慈善活動

ロンドンのハイドパークでの野外公演。大雨の中、傘をさすと後ろの人が見えなくなり、ダイアナ妃が傘を閉じると会場全体がそれに続く。ここでのダイアナ妃との出会いがパヴァロッティを慈善活動へと導く。王室の人がコンサートの打ち上げにくることは滅多にないけれど、ダイアナ妃をお誘いしたら珍しく参加されたとのこと。

どんな成功者でも目標がないと希望に満ちて生きるのが難しいのかもしれない..いろいろなアーティストとのコラボは慈善ライブの一環でもあり、パヴァロッティにとっても生きる力になっていったように思えました。

おまけ:ダイエット

パヴァロッティのダイエット方法は、アイスをスプーンで4つすくって、3つ食べてあとの1つは「ダイエット」で残すというもの。

この言い訳は使えますねw

全体的に

昔のビデオ映像を使っているので、画面は今の映画のようにクリアではない部分も多いですが、その代わりやはり歌声で聴かせるドキュメンタリーでした。映画というよりもドキュメンタリーです。

一曲まるまるもっと聴かせて欲しかったとも思いますが、最後の誰も寝てはならぬは圧巻すぎて、涙をこらえるのに必死でした。

泣きそうになるのだけど、パヴァロッティの陽気でポジティブさのイメージを裏切らず、気持ちが明るくなる作品。葬儀では軍用機がイタリア国旗色のスモークを炊き、国葬レベルといってよいほどの規模で、いかに彼が愛されたのか最後まで強く伝わってきました。

なんだか久しぶりに三大テノールの映像を観たくなってしまいました。

「パヴァロッティ太陽のテノール」パヴァロッティ歌唱楽曲

  • 冷たい手を〈プッチーニ「ラ・ボエーム」〉
  • 友よ、今日は楽しい日〈ドニゼッティ「連隊の娘」〉
  • あれかこれか〈ヴェルディ「リゴレット」〉
  • 女心の歌〈ヴェルディ「リゴレット」〉
  • 衣装をつけろ〈レオンカヴァッロ「道化師」〉
  • 見たこともない美人〈プッチーニ「マノン・レスコー」〉
  • オ・ソレ・ミオ〈ディ・カプア〉
  • 誰も寝てはならぬ〈プッチーニ「トゥーランドット」〉
  • 人知れぬ涙〈ドニゼッティ「愛の妙薬」〉
  • 星は光りぬ〈プッチーニ「トスカ」〉

インタビュー登場人物

  • アンドレア・グリミネッリ〈フルート奏者〉
  • アンジェラ・ゲオルギュー〈ソプラノ歌手〉
  • ヴィットリオ・グリゴーロ〈テノール歌手〉
  • ズービン・メータ〈指揮者〉
  • ハーバート・ブレスリン〈マネージャー〉(1967年-2003年)
  • ユージン・コーン〈ピアニスト・指揮者〉
  • ハーヴェイ・ゴールドスミス〈コンサート・プロモーター〉
  • ランラン〈ピアニスト〉
  • ディコン・スタイナー〈デッカ・レコード〉
  • ニコレッタ・マントヴァーニ〈妻〉
  • ロレンツァ・パヴァロッティ〈娘〉
  • クリスティーナ・パヴァロッティ〈娘〉
  • プラシド・ドミンゴ〈テノール歌手〉
  • キャロル・ヴァネス〈ソプラノ歌手〉
  • マデリン・レニー〈ソプラノ歌手〉
  • アンヌ・ミジェット〈ワシントンポスト紙・オペラ批評家〉
  • テリ・ロブソン〈マネージャー〉(2003年-2007年)
  • ジョゼフ・ヴォルピ〈MET〉(1966年-2006年)
  • マイケル・クーン〈ポリグラム〉(1978年-2006年)
  • ホセ・カレーラス〈テノール歌手〉
  • ボノ〈U2〉
  • アドゥア・ヴェローニ〈前妻〉
  • ジュリアーナ・パヴァロッティ〈娘〉

監督

  • ロン・ハワード

パヴァロッティ太陽のテノールのサントラなど

パヴァロッティ 太陽のテノール(オリジナル・サウンドトラック)


パヴァロッティ 太陽のテノール(オリジナル・サウンドトラック)

三大テノールCD、映像

『3大テノール 世紀の競演』の30周年記念特別限定盤(CD)


3大テノール/世紀の競演 30周年記念特別限定盤

2020年に出た特別限定版
ローマのカラカラ浴場で世界で初めて競演した伝説のコンサート

世界3大テノール’94 夢の競演 [DVD]


世界3大テノール’94 夢の競演 [DVD]

収録:1994年7月16日、ロスアンジェルス ドジャー・スタジアム
1994年のワールド杯アメリカ大会開催時の「3大テノール」のパフォーマンス
ズービン・メータ指揮、ロスアンジェルス・フィルハーモニック 他

パヴァロッティ太陽のテノールの口コミ

『パヴァロッティ 太陽のテノール』を鑑賞🎬
ミュージカル観てる時もたまにあるけど、美しい音楽を浴びると、本筋とは関係ないところでも泣いちゃう😢💓
彼の圧倒的な歌声は、チャーミングな人柄と、愛に溢れた人生に裏打ちされたものだったんですね。
もう一回観に行こうかな… pic.twitter.com/qPIL7voV4V
パバロッティ太陽のテノールを観た。歌声自体を渇望していたのもあるけど、大好きなマノンレスコーのDonna non vidi maiを雨の中ダイアナ妃に捧げて歌うところで涙でたわ。歌っていいなぁ。
@cieloazzura パヴァロッティが好きならドキュメンタリー映画「太陽のテノール」オススメよ🥰
『パヴァロッティ太陽のテノール』3代テノール公演は🇮🇹から始まり大成功。ドミンゴ、カレーラスはライバルであり仲良しであり。この歌声もう一度聴きたい🎵エヴァもスクリーンにいるパヴァロッティの歌声は勿論、人柄にも恋をしました。 pic.twitter.com/bOd3qA5Khh
『パヴァロッティ太陽のテノール』鑑賞🎦彼の全てを知り尽せてしまうようだ。後半チャリティ活動に全力投球、ロック歌手と共演で批判も気にせず、何事も本気!でお茶目😆オペラとは無縁の中国公演と現地の若者への指導は感動して鳥肌が立つ。なんて魅了的な人なんだろう。1日余韻に浸りたい pic.twitter.com/47jCWNTEPK
映画『パヴァロッティ 太陽のテノール』。浴びました、その声を、あの笑顔を、この人生を。苦悩がなかったわけじゃない。でも丸ごと愛し、丸ごと愛されるひとだった。たくさんの証言と映像を、手際よく、愛情こめてまとめる手腕が、さすがのロン・ハワード。予約は数日前ながら今日観たのは必然、か。 pic.twitter.com/vICWgFugrr
「パヴァロッティ 太陽のテノール(PAVAROTTI)」とってもよかった。豊かだった。パヴァロッティの「人生」がテーマ。パヴァロッティが授かった音楽だけでない才能と努力、溢れる人間性、愛し愛された人たち、との人生。それが幾度も涙に溢れ心動かされた歌声と映像と共に深く胸に届けられたからでした
「太陽のテノール」も見た。輝かしい歌声と人生。死を前にして、四歳の愛娘にあえて言葉を遺さなかった理由が泣ける…
朝起きられたので映画観てきました🎦
パヴァロッティ太陽のテノール☀️

ダイアナ妃との交流が素敵だった💕
親友U2のボノが彼について語るインタビュー映像も。 pic.twitter.com/hgmO3UAwpp

ドルビーアトモス版『パヴァロッティ 太陽のテノール』
効果音がサラウンドしたりコンサート部分だけやたら音に広がりがあったりとちょっとばらつきを感じたんですが、結構な力技でアトモス化してたんですね。
 https://online.stereosound.co.jp/_ct/17388941  pic.twitter.com/Y2P0ymC6b5
シンフォニーホールいいですね。いずみホールのパイプオルガンも素晴らしい!2年前だったっけ。荘厳な気持ちになります。曲目は忘れてしまいました(≧∇≦)映画「パヴァロッテイ」を観て暫し太陽のテノールに浸っています  https://twitter.com/imacoco18/status/1309811037735010305 
楽しみにしていた『パヴァロッティ 太陽のテノール』を観た。
スッコーン!と力強くどストレートに突き抜ける歌声にノックアウト。もうマスクが涙でぐしゃぐしゃ😭

親友だというU2ボノの言葉も良かったな。もっと人生を謳歌しなくては!🌞🌻

#パヴァロッティ #オペラ
 https://gaga.ne.jp/pavarotti/ 

福岡の新しい映画館で、パヴァロッティ 太陽のテノール。後半何回も泣くほど良かったです。 pic.twitter.com/LsaWILyXEO
「パヴァロッティ 太陽のテノール」ビジネスの側面もおもしろかったが最後には彼の人柄が印象に残る。人間味溢れチャーミングな愛の人。そして彼と家族のいかにもイタリア人らしいこと(それだけで十分映画になる)。オペラ曲ではなく、”オー・ソレ・ミオ”をテーマにした気持ちがわかる気がする。
ロン・ハワード監督の「パヴァロッティ 太陽のテノール」見てきた。ポピュラーな人気もあったパヴァロッティだが、その分クソリプ的な毀誉褒貶もあったのだろう。それを超えての実行力はうらやましいかぎり!人柄の勝利か。

 https://gaga.ne.jp/pavarotti/ 

そうそう。パヴァロッティ、観れて良かった。

太陽のテノール🌞本当にね!3大テノールコンサートもwithFriendsコンサートでも本当に太陽の様な存在と歌声!!!
人を愛し、音楽を愛し、人生を謳歌してなんてチャーミングな人。

劇場で観れて本当によかった。。。

#パヴァロッティ pic.twitter.com/uZN3f1TzOK

「パヴァロッティ 太陽のテノール」を拝見しました。「歌を愛し、人生を愛し、パスタを愛したーー。」っていうキャッチコピーに爆笑したけど、本編はパヴァロッティの波瀾万丈な人生を追体験できて、本当によかった。映画館で聴く大音量のトゥーランドットに、涙が出ました。。。 pic.twitter.com/V41JtKr4ph
パヴァロッティ 太陽のテノールみたわよ!!!
川原泉の笑う大天使読んでからオペラに興味がなかったわけではないのに何でこんなにノーマークだったのか!
キチンと彼の公演なりコンサートなり観てみたかったにゃー
まだおいらも若くて行動力があった頃じゃろ
@shikanoritsuko 昨日パヴァロッティ太陽のテノールを観てきました…。至福の時でありながら、彼の人間味に愛おしさを覚えずにいられずずっと😭😭😭昨夜聴いた愛の妙薬より「人知れぬ涙」はそんな思いから…。
『パヴァロッティ 太陽のテノール』太って大きくて声がデカいのにマザコン気味で手数がかかる駄々っ子みたいで母性をくすぐるのだろうか。でもその歌声を聴けば納得かな。晩年はその高音が出せないでいたけどボノにいわせれば彼は人生を歌っているんだ!ラストライブの「トスカ」は鳥肌モノ。
『パヴァロッティ 太陽のテノール』ほんと影の部分があまりない太陽のテノール歌手だった。唯一、若い娘と不倫して支え続けた奥さんと離婚してイタリアでスキャンダルになったのだが、それさえも愛人が病になって双子を生んで片方が亡くなってその分もうひとりの娘に愛を捧げるなんて言葉巧みに言う。

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